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累計82万部、50年以上読み継がれてきた西洋美術史入門の大定番、高階秀爾『名画を見る眼』『続 名画を見る眼』のカラー版を刊行いたします。 Ⅰ巻では油彩画誕生からマネまで、そしてⅡ巻では印象派からピカソ、そして抽象絵画まで、激動の絵画史を一望します。
『ガラン版 千一夜物語』(岩波書店) 全六冊完結を記念しておこなわれた、西尾哲夫さんと深緑野分さんによるトークイベントの様子をお届けします。
イメージとは何か、ということが目下の私の関心事である。何をいまさらと思われるかもしれない。ちまたにイメージは溢れているし、一九九〇年代のいわゆる「イコン的転回」以降、書名にイメージを冠した著作は、美術や表象の分野にとどまらず、文学、哲学、人類学など、広範な ...
[巻頭エッセイ]並木重宏「障害のある研究者が活躍す」──博士号を取得し,アメリカの研究所で博士研究員として新たな一歩を踏み出した矢先,進行する病のため,キャリアの岐路に立たされた。帰国後,半年の入院生活を経て車椅子で大学に復職することになったものの,「障害 ...
民俗学・日本文化論.学習院大学教授.福島県立博物館館長.東京大学文学部卒業.東北芸術工科大学教授として東北文化研究センターを設立し,『東北学』を創刊.2007年『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)でドゥマゴ文学賞受賞,同書で芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞.『異人 ...
岩波書店が運営する、連載、新刊特集、イベントレポート、コラムなど本と本にかかわる世界を楽しんでいただくポータル ...
「老人」で「女性」で「殺し屋」。異色の主人公、爪角(チョガク)が人生最後の死闘に挑む、蔦の這うような緻密さと大胆さで繰り広げられる新感覚韓国ノワール『破果』は、韓国で熱烈なファンを生み、世界各国で翻訳され大反響を呼びました。
5/23(金)紀伊國屋書店新宿本店で「広辞苑」初版刊行から70年を記念するトークイベントを行いました。当日は開場20分前から続々とお客様がお越しになり、早々にご用意したお席がなくなって、開演前には満席、立ち見が出るほどの盛況でした。
無戸籍、虐待、貧困――過酷な生い立ちにあって、自力で思想を獲得し、私自身を生きることを貫いた金子文子(1903-26)。わずか23歳で獄中に没した彼女の人生が、映画『金子文子と朴烈』の公開を機に、あらためて注目されています。
古い岩波文庫の話になると、しばしば「星」という言葉が出てくる。岩波文庫を集めることを「星を集める」と言ったりするのはその一例。これは一体なんなのか。 実物で見てみよう。例えば、創刊書目の1冊『プラトン ソクラテスの辯明・クリトン』(久保勉、阿部次郎譯 ...
研究だけに没頭する「仙人」のような研究者像は、もはや過去のもの。今は多岐にわたる業務があるほか、生活面においても、家事や家族のケアに積極的に関与したい、あるいは関与せざるを得ない研究者は、男女問わず非常に多くいます。
シリーズ「日本の中の世界史」 「連動」する世界史―19世紀世界の中の日本 南塚信吾. 帝国航路(エンパイアルート)を往く―イギリス植民地と近代日本 木畑洋一. 中島敦の朝鮮と南洋―二つの植民地体験 小谷汪之. 日本で生まれた中国国歌―「義勇軍行進曲」の時代 久保 亨 ...