岡谷市は25、26の両日、同市成田町の成田公園で梅の収穫をした。公園を管理するまちづくり整備課など建設水道部の職員ら延べ約50人で大きく育った果実をもぎ、袋に詰めていった。27日午前10時から同市イルフプラザ内のイルフ岡谷食品館で販売する。

南箕輪村南部小学校６年の田辺千豊（かずとよ）さん（11）が、５月３日に中国上海市で行われたランバイクのアジア大会「超級英雄杯」で優勝した。アジア四大大会の一つで、昨年の２位から順位を上げ、初のアジア王者に輝いた。「今まで以上に自信が持てるようになった。どんな状況でも負けない選手になりたい」と決意を語った。

諏訪地方内外から製造企業と関連団体が技術の粋を集めた総合工業見本市「第24回諏訪圏工業メッセ２０２５」（長野日報社共催）が26日、岡谷市内で開幕した。３４０社・団体が参加し、地方では全国最大規模。前回まで市内２会場に分散していた出展企業を同市南宮の市民総合体育館に集結して商機を拡大、開場直後の客足は「前回より多い」（同メッセ実行委員会）と好調な滑り出しとなった。28日まで３日間、各社独自の技術をア ...

夏場のセロリ生産量日本一を誇る原村で、露地栽培のセロリの収穫が本格化している。未明から投光器の明かりの下、村内各地の農家がみずみずしいセロリを収穫。明け方には箱詰めしたセロリを次々とＪＡ信州諏訪原村セロリ集荷所に運び込み、その日のうちに京浜地区を中心に各地に出荷されている。

地球上では戦争や紛争が絶えない。ロシアのウクライナ侵攻は泥沼化の様相を呈し、中東情勢は根本的な解決が見えず、今後どうなっていくか極めて不透明だ。なぜ戦争はなくならないのだろうか▼日本は戦後80年間、戦争を引き起こしたことも攻め込まれたこともなかった。これが戦争をなくすためのヒントになるかもしれない。「あのような戦争は二度とごめんだ」の思いが、戦後生まれの人の心にも刻まれているからかもしれない▼戦争 ...

岡谷市民病院は、手術支援ロボット「Saroa（サロア）」を新たに導入した。医師がロボットアームを介して遠隔で手術を行う仕組みで、同機種は実際に患部に触れているような「力覚」を感じられるのが特長。同病院によると、全国で10施設目、県内では初めての導入という。主に外科の内視鏡手術から使用を始める予定で、９月にも最初の手術が行えるよう準備を進めていく方針だ。

７月３日の参院選の公示まで１週間に迫った（同月20日投開票）。改選定数１の県区では野党統一候補として再選を狙う立憲民主党現職の羽田次郎氏（55）、元外務省職員で自民党新人の藤田ひかる氏（35）、造園業で参政党新人の竹下博善氏（42）、学校職員で政治団体「チームみらい」新人の山田雄司氏（35）の４氏が出馬を表明。各候補予定者は物価高対策などを争点に、県内各地での集会や街頭演説、ＳＮＳでの発信などで前 ...

駒ケ根観光協会は昨年７月に販売し、人気だった御朱印のようなデザインの中央アルプス主要山の登頂記念品「お山印」をさらに盛り上げるため、全７種類を集めた登山者に進呈するコンプリート記念のオリジナル手拭いを制作した。７月１日から対象者に進呈する。お山印を収める「お山印帳」も同日から発売。企画提案者で地域おこし協力隊員の岡田萌さんは25日の会見で「何度も中央アルプスを訪れて集めてほしい」と呼び掛けた。

岡谷市議会は25日の６月定例会本会議で、議員定数を現行から２減して「16」にする条例改正案を賛成多数で可決した。３会派の代表者の連名で本会議に追加提案し、起立採決の結果、賛成12、反対５となった。次回の市議選から適用される。

駒ケ根市の駒ケ根キャンプセンターは来年度の夏休みシーズン以降をめどに老朽化が進む施設のリニューアル工事を実施する。既存施設の改修のほか、車両の乗り入れ範囲を拡大し、ドッグランを新設。近年のキャンプ場に求められる機能を追加する。今年度は実施設計を行う。総事業費は１億９５００万円を見込み、国の交付金と起債で賄う方針。

間近に見ると、海辺に築かれた要塞基地のよう。ビル30階相当という高さ１５０メートルの煙突、うなりを上げるタービンなど、巨大な構造物に囲まれ、自分が小さくなり押しつぶされそうな威圧感を覚えた▼中部電力パワーグリッドや国内最大の発電会社JERAの厚意で、新潟県上越市の直江津港東にある上越火力発電所を見学する機会に恵まれた。大規模な火力発電施設に初めて足を踏み入れた▼太平洋側にある発電所とのリスク分散や ...

米の価格高騰が続く中、スーパーマーケットや書籍販売などのニシザワ（伊那市）は24日、政府備蓄米の販売をベルシャイン伊那店で行った。格安の米を求めて開店前に１００人近くが行列を作り、５キロ入り２１３９円（税込み）の備蓄米を次々購入し、夕方までにぎわいを見せた。同社によると、まとまった量の備蓄米販売は上伊那地域では初めて。