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国内の大学生の口腔衛生に対する認識とその関連因子が報告された。中部大学大学院生命健康科学研究科(予防医学研究グループ)の山本司氏、伊藤守弘氏らによる、解析対象5,000人以上に及ぶ大規模な調査の結果であり、「Healthcare」に論文が掲 ...
競泳のパフォーマンス向上につながる可能性のあるテーパリングの方法が報告された。競技会の2~4週間前に比べて競技会直前の1週間に、主観的疲労度がより低くなるようなテーパリングを行った時に、良好な競技パフォーマンスが記録されるという。城西国際大 ...
生体電気インピーダンス法で測定でき、細胞の生理的機能や栄養状態の指標として位置づけられている位相角が、サルコペニアに加え認知機能障害の早期リスクマーカーとなり得る可能性が報告された。国立長寿医療研究センターの浅原哲子氏、同志社大学の石井好二 ...
ゴルフプレー中の労作性熱疲労の発生と関連のある因子が報告された。睡眠不足、食欲低下、精神的ストレス、脱水症状などが多変量解析で有意な関連が認められたという。武蔵丘短期大学健康生活学科の長島洋介氏が関東ゴルフ連盟との共同で行った、日本人アマチ ...
格闘技ではない競技も含めて、スポーツに参加しているアスリートを対象に、「攻撃性」の強さを評価して、性別、コンタクトスポーツか否か、競技レベル、経験年数などとの関連を横断的に検討した研究結果がイタリアから報告された。フルコンタクトスポーツ経験 ...
「Do Athletes Cook?」(アスリートは料理をするのか?)というタイトルの論文が発表された。英国とアイルランドの研究者によるもので、著者らは「アスリート対象の調理栄養学(culinary nutrition)に関する初のスコーピ ...
カフェインが綱引きのパフォーマンスを向上させ得ることを示す研究結果が報告された。台湾で実施された二重盲検クロスオーバー試験で、プラセボに比べて最大牽引力の80%での持久力に有意差が認められたという。 綱引きのパフォーマンスは、カフェイン摂取 ...
代謝や筋肉機能に対する潜在的なメリットがあるとされる中鎖脂肪酸(MCT)が、脳卒中後のリハビリテーション効果を押し上げる可能性が報告された。筋力トレーニングにMCT補給を並行して行うことの相加的効果が認められるという。熊本リハビリテーション ...
文部科学省と気象庁は先ごろ、「日本の気候変動2025」を公表した。かつては発生頻度が“100年に1回”だった極端な高温が、現在は“100年に38回”程度発生していて、このまま温暖化が進むと2075年以降には何と“100年に99回”になる、つ ...
国内の高校生を対象に、水分の出納バランスを詳細に検討した結果が報告された。アスリートと非アスリートとを比較すると、前者の水分摂取量は男子で2倍、女子は1.5倍多いものの、尿の濃縮度からはそれでも摂取量が十分でない可能性が示唆されるという。専 ...
冷凍チャンバーを用いて全身を極低温に曝す「全身冷却刺激/療法」を行うべきではない「禁忌」のリストが、国際冷凍学会ワーキンググループと専門家パネルのポジションペーパーとして発表された。感染症、全身倦怠感、血圧高値/低値、妊娠、緑内障などが禁忌 ...