涌井さんは「日本の農家は55年間、コメを作ってはいけないという催眠術をかけられてきた」という。農家には減反に見合った設備しかない。増産するなら育苗ハウスも田植え機も、トラクターもコンバインも大きくしなければならないが、「2000万～3000万円はかか ...

コメの卸売業者らでつくる公益社団法人・米穀安定供給確保支援機構は4日、コメ価格などの見通しを取引関係者に聞いたアンケートの6月分の結果を発表した。向こう3カ月の価格の見通しを示す指数の下げ幅が、過去最大を記録。政府が随意契約で放出した備蓄米が5月末か ...

沖縄県竹富町西表島で、島内のコメ生産農家を守りながら、消費者には抑制的な価格でコメを販売する取り組みが始動している。農家からの買い取り価格は上げつつ、消費者には5キロ3672円で直売する。6月下旬から島内で流通が始まった。

上越市の中川幹太市長は１日と３日、公務中に自身の出身地である兵庫県産のコメを「まずい」「おいしくない」と述べた。中川市長は４日、上越タイムス社の取材に対し「発言の訂正はしない」とした。

参院選ではコメ政策の行方に注目が集まっている。「令和のコメ騒動」は食卓だけでなく、日本伝統の米菓作りにも影響を及ぼしており、原料となるコメの仕入れ値は上昇傾向が続く。埼玉県草加市の老舗煎餅店は、客離れの不安から値上げに踏み切れず、4代目の岩立規史（い ...

米穀安定供給確保支援機構が4日発表した向こう3カ月のコメ価格の見通しを示す6月調査の指数は、前月から24ポイント減の35となり、2021年9月以来となる3年9カ月ぶりの低水準だった。

昨年夏からのコメ不足は「食」の根幹を揺さぶり、参院選でも重要な争点となっている。価格の高騰を引き起こした一因とされるのが、需給見通しの甘さや多重化した流通網だ。輸出を視野に入れた増産が打ち出され、農政の「外向き」シフトが焦点となる中、有権者からは安定 ...

農林水産省は4日、6月23～29日時点のコメの平均店頭価格を発表した。全国のスーパー約1200店舗を対象にした日経POS（販売時点情報管理）情報に基づ...

きょう紹介するのは食べ物に関する3本です。牛肉・豚肉・鶏肉の中で家庭の支出額の伸びで独り勝ちなのが鶏肉だそうです。コメなど食料品全般の価格が上昇し、割安な鶏肉で家計をやりくりする消費者の姿がうかがえます。一方、市場関係者に聞いたコメ価格の見通し指数は ...

農林水産省によりますと、新潟と長野を合わせた「信越」の小売店で販売されているコメ5キロの平均価格はピークだった5月中旬の4241円から3396円まで下がりました。

すべての業態の小売店で、コメの販売価格が4000円を下回りました。　農水省は先ほど、全国約6000店舗の小売りからデータを集めた民間調査の結果を公表しました。　6月29日までの1週間のコメの平均販売価格は、前の週と比べて57円安い、5kgあたり369 ...

コメの価格高騰で『酒造り』にも影響が出ています。原料となる酒米の仕入れ価格が2025年産から上がる見込みで、県内の酒蔵からは「値上げを検討せざるを得ない」と切実な声が聞かれました。