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大手4社(鹿島、大成建設、大林組、清水建設)の土木売上高はいずれも増加。4社平均は3573億円で、5期ぶりに3000億円を超えた24年3月期から10.9%増えた。
圧送の歴史は意外に古く、今から100年以上前に遡る。1923年に米国で本格的な機械式コンクリートポンプが開発され、日本では1930年代の蚕糸会館工事や宮内庁庁舎の基礎工事で適用したのが始まりとされている。
広島県の災害復旧工事で公文書偽造を指摘する公益通報があった問題で、県は2025年5月8日、一転して文書の内容が虚偽だったと認めた。県は通報を受けながら十分な調査をせず、「事実を特定できない」としていた。調査の不備を指摘する25年4月16日の中国新聞の ...
50年以上現役を続ける遠隔施工タイプの水陸両用ブルドーザーが、「未来の浚渫(しゅんせつ)工事」の実現に向けて新型機に生まれ変わる。現場外での遠隔操作だけでなく、操作の簡素化で経験や勘に頼らない施工を目指す。
遠隔施工に積極的な会社では、オペレーター業務の兼任やベテラン人材の活用など未来の人材開拓に向けて手応えを感じている。さらなる普及に向けて肝になるのは通信や法令などの環境整備だ。
今回は、市町村が管理する小規模な鉄筋コンクリート(RC)床版橋の損傷事例の健全度と対策を考える。a~eの5橋について、写真と所見から考えられる対策の方向性を選択肢から選んでほしい。なお、本来は床版橋の主材は主桁であるが、今回は床版と表記している。
前田建設工業や前田道路を傘下に持つインフロニア・ホールディングス(HD)は2025年5月14日、三井住友建設に対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。取得額は約941億円だ。
台湾で深刻化するシールドマシンのオペレーター不足に、奥村組は超長距離の遠隔施工で対応する。操作からマシン稼働までのタイムラグは1秒以内。掘進が遅いシールド工事だからこそ成立する取り組みだ。
神戸港に世界最大級の4主塔斜張橋を建設するプロジェクトが進んでいる。六甲アイランドとポートアイランドを結ぶ大阪湾岸道路西伸部の「新港・灘浜航路部」だ。最大支間長653mで、主塔の高さは約200mに及ぶ。東西2工区に分かれ、2024年12月にはプロポーザル方式で各工区の設計業務の受注者が決まった。
技術士第二次試験の筆記試験前最後となる今回は、選択科目IIIの出題内容と解答方法を解説する。例年、3つある小問は全科目ほぼ同じだ。このうち、最も重要な課題を挙げ解決策を示す小問(2)の解答に全体の半分を費やす。答えは最新の国土交通政策にある場合が多い。
覆工コンクリートの大幅な厚さ不足で工事をほぼ全面的にやり直している和歌山県の八郎山トンネルで、新たな施工不良が判明した。トンネル底部に設置したコンクリート製「インバート」の厚さが最大で5cm不足していた。
文化審議会は2025年5月16日、「琵琶湖疏水施設」を構成する24カ所を新たに重要文化財(建造物)とし、そのうち5カ所を国宝に指定するよう阿部俊子文部科学相に答申した。答申通りに指定されれば、明治元年(1868年)以降の土木構造物として初の国宝となる。
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