News

各地のJA(農業協同組合)の間で、農家からコメを買い取る方式を拡充する動きが出てきた。主産地の宮城県や岩手県では買い取り価格を3年間固定する。従来の仮払いにあたる「概算金」方式に比べ、農家は収入を早い段階で確定できる。営農計画の立てやすさなどを訴求し ...
涌井さんは「日本の農家は55年間、コメを作ってはいけないという催眠術をかけられてきた」という。農家には減反に見合った設備しかない。増産するなら育苗ハウスも田植え機も、トラクターもコンバインも大きくしなければならないが、「2000万~3000万円はかか ...
JAグループやコメの販売業者などで作る「米穀安定供給確保支援機構」は、全国180の生産者や卸売業者などを対象にコメの価格や需給の見方などを毎月調査しています。
農林水産省は4日、6月23~29日時点のコメの平均店頭価格を発表した。全国のスーパー約1200店舗を対象にした日経POS(販売時点情報管理)情報に基づ...
The average retail price for 5 kilograms of rice has dropped to 3,920 yen, falling below 4,000 yen for the first time in ...
主食の異変が暮らしを直撃している。昨夏からの「令和のコメ騒動」で、前年比2倍もの米価が続いた。 後手に回った政府対応が混乱を広げた。半年を過ぎて備蓄米放出に追い込まれ、コメ増産への転換を表明した。 だが長年の減反政策で細り、高齢化した生産現場の再興への視界は不透明だ。
コメの卸売業者らでつくる公益社団法人・米穀安定供給確保支援機構は4日、コメ価格などの見通しを取引関係者に聞いたアンケートの6月分の結果を発表した。向こう3カ月の価格の見通しを示す指数の下げ幅が、過去最大を記録。政府が随意契約で放出した備蓄米が5月末か ...
中川市長は4日、上越タイムス社の取材に対し「上越のコメがおいしいということを言いたかった」と話した。上越産米がおいしいので兵庫県産米がまずい、というのは成り立たないのではないかと問うと「兵庫の主食用米を食べていたのは30年以上前の話で、今のコメがどう ...
昨年夏からのコメ不足は「食」の根幹を揺さぶり、参院選でも重要な争点となっている。価格の高騰を引き起こした一因とされるのが、需給見通しの甘さや多重化した流通網だ。輸出を視野に入れた増産が打ち出され、農政の「外向き」シフトが焦点となる中、有権者からは安定 ...
沖縄県竹富町西表島で、島内のコメ生産農家を守りながら、消費者には抑制的な価格でコメを販売する取り組みが始動している。農家からの買い取り価格は上げつつ、消費者には5キロ3672円で直売する。6月下旬から島内で流通が始まった。
参院選ではコメ政策の行方に注目が集まっている。「令和のコメ騒動」は食卓だけでなく、日本伝統の米菓作りにも影響を及ぼしており、原料となるコメの仕入れ値は上昇傾向が続く。埼玉県草加市の老舗煎餅店は、客離れの不安から値上げに踏み切れず、4代目の岩立規史(い ...
3日に公示された参議院選挙では、「物価高対策」をはじめさまざまな争点があり県内でも論戦が始まっている。「Newsイット!やまがた」では、町の人が「何を今回の選挙の争点と考えているか」150人に聞いた。アンケートでは、「物価高騰」や「コメ問題」「外交」 ...