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普通鋼電炉工業会(会長=美濃部慎次・合同製鉄社長)は7日、2025年度の鉄筋用小形棒鋼の国内向け出荷数量が588万トンと前年度比5%減少する予測を発表した。3年連続で過去最低を更新する見通しで、初めて600万トンを割り込むと予想した。
リン青銅・洋白メーカーの清峰金属工業(本社=茨城県つくば市)は、1日付で清峰俊太郎専務(46)が社長に昇格した。清峰茂樹社長(75)は代表権のある会長に就任。社長交代は25年ぶりとなる。
JX金属は7日、7月積み銅建値をトン1万円安の149万円に改定したと発表した。指標となる海外銅相場が反落。月内推定平均は149万1800円になった。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け 産業新聞のバックナンバーをPDFで販売 ...
トルコの鉄鋼市場でロシアや中国、アルジェリア産のビレット(半製品)が席巻し、トルコの鉄スクラップ需要が抑制されている。ビレット価格の下落で鉄スクラップに比べて割安感が強まったことが背景にある。現地当局が発表した貿易統計によると直近5月の鉄鋼ビレット( ...
構造用鋼は弱含み。足元の市中相場は、機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)でトン21万円、クロム・モリブデン鋼(SCM、丸鋼)は同23万円どころ。今春のメーカーの値下げを受けて、地区内で下値が見られ始めた。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け ...
熱延鋼板(中板)は弱含み。市中価格(ベースサイズ、トン当たり)は9万8000―9万9000円。独立系流通では8―9月に期末を迎えるところが多く、来月は盆休みで稼働日が減るため、市場では在庫調整の動きが一層強まっている。大手流通は鉄鋼メーカーへの申し込 ...
イタリアの製鉄機械大手ダニエリはこのほど、JFEスチールから西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷市)向けの電気炉1基を受注したと発表した。新電気炉は高級鋼の製造に対応しており、年間の生産能力は200万トンと世界最大級となる見通し。ダニエリのこれまでの実績 ...
特許調査などを行っているパテント・リザルトは4日、エンジニアリング業界を対象に2024年の特許審査過程で他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計した「他社けん制力ランキング2024」を発表した。2位にJFEエンジニアリング、4位に日 ...
小野建は広島県福山市で建設を進めていた福山営業所(玉岡将史所長)の倉庫が完成し、きょう7日から移転して営業を開始した。中国地区5県をカバーする広島支店、福山営業所、岡山営業所の中では初となる加工拠点で、今後は同社最大級の建屋を生かして中国・四国地区の ...
金属外装材大手、アイジー工業(本社=山形県東根市、森安弘社長)は3日、「アイジーフェア東京」に先立ち、東京都千代田区の東京国際フォーラムでメディア発表会を開催し、2025年度の「アイジーは、止まらない~昨日より今日はもっとええ会社、明日はもっともっと ...
非鉄製品流通の富永産業(本社=名古屋市熱田区、靏田譲治社長)は、2025年12月をめどにトルコのイズミールに営業拠点を開設することを決めた。同社のタイ現地法人トミナガインターナショナル(タイランド)のトルコ支店として開設予定で、主要顧客の海外展開への ...
アルミや鉄の鍛造加工メーカーである群馬精工(本社=群馬県前橋市、丸茂洋一社長)は、神川工場(埼玉県神川町)にアルミ鍛造品の一貫生産体制を構築した。これまで冷間鍛造を担ってきた藤岡西工場(群馬県藤岡市)が手狭になったためで、投資金額は数億円。神川工場の ...